🧠アートde対話

一生を通じて完成させる対話の自由研究。

クラスメイト対話 クラスメイト思想とは

 

私の小学校3,4年生のクラス時のイメージに基づいています。

 

当時の担任の先生は

本当に平等で「みんな違ってみんないい」の人でした。

 

クラス全員に必ず出番を与え

贔屓をせず

積極的な子も

消極的な子も

みんなを平等に愛してくれて

だから当時こどもだった私達も

先生に心を開く。

 

地黒のおじさん先生だった彼を

チョコレート先生とか呼んだりして(小学生っぽい発想💧)

いじりながらもみんな先生が大好き。

 

授業ではみんなが手を上げ

発表したいからって黒板の前がひしめき合う。

みんなの積極性や自発性を上手に引き出す先生でした。

 

学芸会なんて、一休さんの話で

主役は一休さん1人じゃなくて

5人ぐらい同時にいたかな、一休さんが、笑。

それは平等というより、まぁ新たな脚本だが…

 

お花係や飼育係とか…

先生も協力的で道具も与えてくれるし

私達を自由にさせてくれた。

 

飼育係なんて授業後に

廊下を水浸しにしながら

てんやわんや。

 

みんながそれぞれ川から捕まえてきた魚とか

いろんな生き物を飼ったり

 

いろんなものを家庭から持ってきて発表させてくれたり。

 

わら半紙の学級通信は「毎日発行」!

毎日、みんなの日記を載せる。

毎日欠かさずですよ?

 

そしてその印刷作業を

こども達に手伝わせます。

 

いろんなお手伝いをさせてくれました。

私達に役割を与えてくれたのです。

 

本当に素晴らしい先生でした。

 

当時はそれでも

若くて可愛い女の先生がいいなぁ~なんて思ったこともありますが

今ではもう、ほんとあの先生が良かった!「が」!一択です。

 

日本の教育は何かと批判されますが

(私は18歳~英国の高等教育、大学…と経験してきたので

少しだけ比較はできますが)

 

全体的なざっくり風潮はあるかもしれないけど

わざと教科書通りに進めない先生もいます。

私達の先生がそうでした。一応最低限はやるけど

社会の教科書なんて1回も使わなくて

市の提供した資料の方の本と、郷土学習ばっかりでした。

それもすごく楽しくて。

 

本当にみんなが発表したがりで

みんながライバルで、切磋琢磨して

でもそれがいやらしい競争じゃなくて

本当に和気藹々と楽しかった。

 

そういうのを…私は

今、大人同士でも(もちろんこども相手にも)再現したいんです。

 

認め合い

高め合うこと。

 

しがらみも利害関係も上限関係もなくフラットに。

 

情報も知識も…クラスメイトにノートを見せる感覚、シェアする感覚。

そして誰かに教えてもらったら、そこにちゃんとクレジットを付けて

●●ちゃんに教えてもらったんですけど♪みたいな感じで。

ちゃっかり自分の手柄にしちゃったりとかせずにね。

 

みんな~で高め合って行く純粋な感じ。

 

でも決して甘い先生じゃなくて

誰かが良くないことをすれば、ちゃんと叱ってくれた。

メリハリがちゃんとあった。

 

私はそんないい先生に恵まれたんです。

ふつうの公立小学校でしたけど。

 

こどもの頃にできる精神面の土台って確かにあると思います。

でも、もし歪んでしまった何かがあったのなら

十分矯正可能だと思っています。

 

そういうお手伝いもしたいし

とにかくみんなで純粋に精神性を底上げしたい、そんな気持ちです。